Web業界とは、インターネットを利用して商品やサービスを提供する企業が属する業界です。「Web業界って?」「具体的な仕事内容は?」「IT業界と一緒?」「年収は?文化は?」本記事では、そんな疑問を持っている方のためにWeb業界の仕事内容やIT業界との違いを解説。年収や将来性についても解説します。
1. Web業界とは?
Web業界とは、インターネットを通じてサービスを提供する業界を指します。
もう少し噛み砕いて説明すると、主に、WebサイトやWebサービスの制作・運営を行い利益を出しているビジネス業界となります。
上記でWebサイト、Webサービスの2つを挙げましたが、両方ともインターネットを通じてアクセス可能なWeb上のものではありますが、この2つは似て非なるものになります。
Webサイト
Webサイトとは、Web上に公開されている情報やコンテンツを提供するWebページの集合体です。例えば、企業のWebサイトやブログ、オンラインショップなどがあります。Webサイトは、ユーザーが情報を閲覧するための一方的なコンテンツ提供が主な目的で、ユーザーからの入力や操作を必要としません。
Webサービス
Webサービスとは、Web上で提供される機能やサービスを意味します。Webサービスには、検索エンジンやオンラインストレージ、クラウドソフトウェアなどがあります。Webサービスは、Web上でデータのやり取りや操作が行われ、ユーザーが操作することでサービスを利用することができます。
簡単に言えば、Webサイトは主に情報提供を目的としており、Webサービスは主に機能やサービス提供を目的としています。ただし、WebサイトとWebサービスは重なり合う部分があり、WebサイトにWebサービスが組み込まれている場合もあります。
Web業界の特徴
Web業界には、以下のような特徴があります。
トレンドの変化が早い
最も大きい特徴の一つです。
そもそも、Web業界自体の歴史は約30年となり、比較的浅い業界となります。それでも、年々市場規模は拡大していき、その過程で様々な技術が生まれてきます。
少し前までは最新だと思っていた技術が、今では違うやり方になっている…などはよくあることです。そのため、日々情報を集めて、トレンドを追いかる姿勢が重要となります。
これは、言い換えてしまうと、飽きることが少ない業界ということになると思います。
日々、自分を成長させるきっかけにもなりますし、常に新しいことにチャレンジする機会に直面することも多いです。
また、業界の歴史も浅く、常に最新の技術が求められることもあり、年齢層も若い傾向が多いです。
そのため、比較的に若い時から、責任のあるポジションへと昇格するケースも多い傾向にあります。
未経験から入りやすい業界
2つ目の特徴として、未経験からでも入りやすい業界にあります。
ニュースでも聞いたことがある方も多いかと思いますが、日本は慢性的にデジタル人材が不足しています。また、コロナウィルスの影響もあり、多くの企業がデジタル施策を最重要課題として取り組んでいる傾向にあります。
そんな背景もあり、Web業界の需要が年々高まっているため、間口が広く、未経験でも入社しやすい業界ではあります。
とはいえ、誰でもかんたんに入社できるわけではありません。前述でもお伝えしましたが、トレンドの移り変わりが早いため、一度覚えたら終わりではなく、アンテナを張って日々、成長していく姿勢を上手くアピールすることが重要です。
また、将来性を重視する傾向があるため、年齢が若い方がポテンシャルを買われ、採用に繋がりやすくなります。
そのため、すでに30歳を超えている場合は、少しでも早く行動に移すことをオススメします。
ただし、年齢が高いことをそこまで悲観する必要もないかと思っています。管理人の周りでは、40代でWeb業界に未経験から転職してきた方もおられます。
タイミングを見て、30代以上でWeb業界に転職する方の特徴をまとめた記事も作成できればと思います。
柔軟な働き方が可能
Web業界はクリエイティブな一面も強いため、最低限のTPOをわきまえていれば、髪型服装自由な企業も多いです。
また、リモートワークやフレックス勤務などの働き方も多様性が高いことも特徴の一つかと思います。
管理人も、この業界を選んだ理由の一つとして、毎日スーツを着て仕事したくないと言った、非常に邪な気持ちで選びました。
髪型や服装は、年齢を重ねるとそこまで重要ではなくなりましたが、最近は子どもが産まれたこともあり、よほどのことがない限りは、自宅で毎日作業ができるため、子育てと仕事を両立しながら働けることを改めて実感しています。
そのため、育児や介護などで、出社が困難な方にも、ぜひオススメしたい業界であります。